結婚相手に求める理想年収はいくら?婚活条件の理想と現実「年収編」

婚活相手の理想年収

結婚相手に求める「条件」を決めておくことは、婚活にとって大事なステップです。
そんな条件のなかでも重要視されているのが、「お相手の年収」ではないでしょうか。

もちろんお金がすべて、年収が高ければそれでいいというわけではありませんが、お相手の年収を気にせずに婚活する人なんていないですよね。

今回は婚活にいそしむ男女の年収に関する理想と現実についてくわしく紹介していきます!

女性はなぜお相手の年収を気にするのか

女性はとくに、お相手の男性の年収が気になるものです。女性の場合は、出産や子育てで、思うように仕事ができず、自分自身の収入が減ったり、仕事を長期お休みしたり、退職せざるを得なくなったりと、夫婦共働きができない時期もあります。

職業、職場によって差はあるでしょうが、現実として、女性は男性と比べて働き方に自由が利かないことも多いです。自分が長期にわたって働けない期間があるかもしれない、さらに、再就職も難しいかもしれないということを想定すると、女性がお相手の年収を重視するのは当然だと思います。

男性のほうも、「自分の年収って、女性から見てどうなんだろう?」「年収的に、婚活では不利じゃないだろうか?」と考えてしまうかもしれません。あなたが男性であっても、女性であっても、年収は婚活のキーポイントになってきます。婚活をスムーズに進めるためにも、お相手に求める年収は現実的なのか、あるいは、自分の年収は婚活でどの程度不利なのか、それとも有利なのかといったことを押さえておきましょう!

「結婚相手に求める年収」が妥当かどうか

女性の場合、「年収500万円以上」「1000万円以上」などと、具体的な年収額をお相手の条件にあげている人も多いですね。でも、その金額って、果たして現実的なものなのでしょうか?

メディケア生命保険が行った「イマドキ男女の結婚観に関する調査2017」によると、女性が結婚相手に求める年収 の平均額は546.6万円。さらに、結婚相手に年収400万円以上を希望している女性は全体の6割以上という結果が出ています。ほとんどの女性が、一定額以上の年収があることを、お相手に求めていることになります。

一方、男性のほうは、結婚相手に求める年収の平均額は401.3万円で、「0円・年収の高さは求めない」と答えた男性は、全体の47.8%とほぼ半数です。男性は女性ほど、お相手の年収を気にしていないということになります。年収に対する男女の理想や考え方の違いがはっきりと表れている調査結果といえますね。

婚活している男性の年収って、実際どのくらい?

この「相手に求める年収」の理想と現実は、どの程度マッチしているのでしょう?
国税庁が行った「民間給与実態統計調査(平成28年度)」では、こんな結果が出ています。

30~40代男性の平均給与

30~34歳 4,567,000円
35~39歳 5,117,000円
40~44歳 5,629,000円
45~49歳 6,327,000円
(「事業所規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額」より)

これを見ると、女性が結婚相手に求める年収は、それほど高すぎるというわけでも、非現実的というわけでもなさそうですね。結婚相手に「年収400万円以上」の男性を希望している女性であれば、条件を満たす男性と出会える確率は高いのではないでしょうか。

一方、この平均を大きく上回る年収を、結婚相手の条件として希望するとなると、話は違ってきます。また、平均を下回る年収の男性は、婚活において苦労することが予想されます。

働く男性のうち、高年収の男性の割合は少ない

DODAの「平均年収ランキング2017」では、働く男性の平均年収はこのようになっています。

30~40代で、年収700万円以上の男性の割合

<30代>
700万円~800万円未満 4.7%
800万円~900万円未満 2.4%
900万円~1000万円未満 1.1%
1000万円以上 1.6%
合計 9.8%

<40代>
700万円~800万円未満 8.3%
800万円~900万円未満 5.5%
900万円~1000万円未満 3.3%
1000万円以上 5.6%
合計 22.7%

調査の対象者は独身男性に限っていませんから、パーセントの中には当然、既婚者も含まれています。ですから、「高年収であること」を相手への条件にあげている女性は、希望とする高収入の独身男性は「かなり少数派」だという現実を、あらためて肝に銘じておく必要があるでしょう。

結婚後の生活費を考えると、条件とする年収も見えてくる

でも、お相手に求める「現実的」な年収って、どう判断すればいいの?とお悩みかもしれません。そんなときは、結婚してからの生活費、つまり家計のことを考えてみるといいでしょう。

結婚生活に必要なお金

総務省統計局の「家計調査報告」によると、2017年の「2人以上の世帯」の1か月の消費支出(生活費)の平均は「322,157 円」となっています(※2017年12月分速報)。

具体的に、1か月にかかる生活費の内訳と全国平均は、このようになっています。

食料 90,115円
住居 17,224円
光熱・水道 23,999円
家具・家事用品 13,086円
被服及び履物 12,219円
保健医療 14,787円
交通・通信 39,536円
教 育 9,275円
教養娯楽 31,744円
その他の支出 70,171円
合計 322,157円

(※住居の金額が小さく感じられるかもしれませんが、持ち家に住んでいる世帯も含めて平均を出しているからですね。)

実際の生活費は、住む地域や住宅環境(持ち家か賃貸か)、家族構成、子供の数や年齢などによって大きく変わってきますが、経済的に無理のない結婚生活を送るには、1か月平均でこのくらいの費用がかかるとみてよさそうです。

この生活費を、1年間のトータルで考えると、「約33万×12か月=396万円」となります。ですから、仮に「結婚相手に求める希望年収は600万円以上」という条件で婚活して、実際にその通りか、それ以上の年収のお相手と結婚すると、結構ゆとりのある生活ができると言えるでしょう。自分にも収入がある場合は、さらに経済的な余裕が生まれてきますね。

婚活を始める前や、婚活中も、「結婚後の生活」を意識しよう

婚活中の女性の中には、「結婚したら、仕事を辞めて専業主婦になりたい」とか、「いまの生活レベルを絶対に下げたくない」という方もいるかもしれません。ですが、当然、結婚相手となる男性に求める年収も高くなってしまいます。先にも紹介しましたが、独身男性のなかで高年収の独身男性が占める割合はかなり小さいですので、出会いのチャンスがとても少なくなってしまいます。

また、運よく経済力がある男性と出会えたとしても、「自分の理想」ばかりに目を向けていたのでは、結婚というゴールは見えてこないでしょう。

「イマドキ男女の結婚観に関する調査2017」において、回答者に「結婚後のパートナーの態度について、許せないもの」という質問をしたところ、男女トータルでもっとも多かった回答は、「金遣いが荒い」の70.1%でした。次いで「浮気・不倫をする」が69.2%、「乱暴になる」が66.7%、「ギャンブルをする」が59.0%、「子育てに無関心」が52.5%となっています。上位5つの中に、お金に関する回答が2つも含まれているのです!

お互いの経済観念やお金の使い方がマッチしていないと、夫婦ともに満足する結婚生活を送り、それを維持していくことはできないということですね。

「結婚生活に必要な生活費」を具体的に計算したり、結婚後の生活を見据えて、生活やお金の使い方を少し見直したりすると、相手に求める年収も変わってくると思います。生活水準を無理して下げる必要はありませんが、結婚してからの暮らしに備えて生活を変えていくことも、婚活には大切なことかもしれませんね。

高年収の男性は、婚活ではモテモテ?

では、男性の場合、年収が高いほど婚活で「モテる」のでしょうか?

総合婚活サービスのIBJが登録会員を対象に行った、「モテる男性の年収」に関する調査では、男性の年収が高いほど、お見合いを申し込まれる件数が増加するという結果が出ています。なんと、800万円以上の男性は、400万円の男性の約4倍!年収が高いほど、婚活で出会いが多くなることは間違いないようです。

高年収だから、結婚できるとは限らない

高年収の男性は、結婚相談所に登録すると女性からたくさんお見合いの申し込みがあったり、婚活パーティーでも女性からのアプローチが多くなったりと、確かに有利です。ですが、そこから「結婚」という結果に結びつくとは限りません。

女性のほうも、高年収という条件のよさにひかれて会ってみたのはいいけれど、性格や人間性という中身が伴っていないと、一気に気持ちが冷めることもあるでしょう。期待が大きかった分、がっかりも大きいというわけですね。

ある40代男性の婚活体験談

40代で年収1000万円のある男性は、婚活での体験をこう話しています。

何度か婚活パーティーに参加しました。毎回、女性からの『カップル希望』をたくさんいただいて、「俺って結構人気あるんじゃないか?」なんて思ったのですが、大間違いでした。気になった女性と連絡先を交換して、1回はデートするんですが、2回目、3回目のデートでお断りされてしまうんです。

話が盛り上がらなくて、つまらない相手と思われているのかもしれません。毎回のようにカップル成立しているだけに、ガッカリする回数も多い。自分が「年収しか取り柄のない男」みたいに思えてきました……。

高年収の男性は、出会いが多いだけに、それを「モテる」と勘違いしてしまうと、お断りが続いてしまうかもしれません。残念ながら、高年収という条件で、すべてをカバーすることはできません。年収以外の部分で女性にアピールできるものを見つけて、そこを磨いていく必要があるでしょう。

年収300万円以下の男性の婚活戦略

DODAの「平均年収ランキング2017」では、30代で「年収300万円未満」の男性の割合は13.9%、40代だと10.1%になっています。全体でみると、かなり少ないことがわかりますね。

結婚相手として「年収400万円以上の男性」を希望する女性が多数派だと考えると、不利といえば不利です。出会いのチャンスは、高収入の男性に比べると、圧倒的に少なくなるでしょう。また、結婚相談所や婚活パーティーによっては、登録や参加自体ができない可能性もあります。

ですが、まったく女性との出会いがないわけでも、女性に相手にされないというわけでもありません。ひとつひとつの出会いを大切にし、チャンスをしっかり掴む努力をすること、そこに意識を集中することが、成功へのカギとなるでしょう。

年収が低めでも、アピールできることがある

年収300万円以下の男性に意識してほしいのは、やはり「結婚後の生活」のことです。結婚相手には、仕事や趣味を大事にしてほしいとか、結婚後は自分も家事や育児を積極的に分担したいといった、「結婚生活のこともちゃんと考えている」ということを、ご縁のあった女性にしっかり伝えましょう。「料理が得意」といった生活力や、「貯蓄がある」といった経済観念をアピールするのもいいですね。結婚後もバリバリ働きたい、趣味を続けたいと思っている女性の目には、そんな男性が魅力的に映るはずです。

「イマドキ男女の結婚観に関する調査2017」でも、「結婚相手に求めるもの」を聞いたところ、女性の回答の1位は「一緒にいて楽である」(70.4%)、2位が「一緒にいて楽しい」(67.2%)でした。女性に「この人となら、楽しく生活できそう」「一緒に家庭を築いていけそう」と感じてもらうことが、年収の低さをカバーするポイントだと言えるでしょう。

ある30代男性の婚活体験談

そろそろ結婚したいけど、年収300万円台だと無理かな、女性に相手にされないのかなと思っていたのですが、勇気を出して婚活してみたところ、結婚相手と出会うことができました!

婚活パーティーに参加しても、やっぱり高年収の男性が人気なのか、カップル希望をもらえなかったりして、惨敗続きでした。それで初期費用は高いですが、思い切って結婚相談所に登録しました(僕の年収でも、問題なく登録できる相談所はたくさんありました)。

相談所で「年収よりも性格や価値観が似ている人を希望」という女性を紹介してもらい、お見合いでは、家事が得意なことや、コツコツ貯金をしていること、年収は少なくても安定した職場に長く勤めていること、健康でほとんど病気をしないことを積極的にアピールしました。

相手の女性は大きな病院に勤める30代の看護師で、家事が苦手なことや、子どもは欲しいけど、産んでも仕事を続けたいことを話してくれました。正直、稼ぎはそれなりにあるので、僕の年収のことは気にならないとも(笑)

それから何度かデートを重ね、自然と結婚という話になりました。今は結婚式に向けて準備を進めています!

この男性のように、年収が低めで、婚活にいまひとつ積極的になれないという男性は、結婚相談所で「共働きを希望」「結婚後は主に相手に家事を分担してほしい」という条件の女性を紹介してもらうという手もありますね。価値観や、結婚後に思い描く生活スタイルが自分と似ている人に希望を絞っていけば、成功に一歩近づけるはずです!

まとめ:お相手の年収は、単なる数字ではない

まとめ

どうでしたか?結婚相手に求める年収の理想と現実が、おわかりいただけたでしょうか?

女性の場合、お相手の年収は多ければ多いほうがいいと考えがちですが、漠然と「年収○○万円以上は……」「年収○○万円以下のお相手は選択肢に入らない」などと考えていたら、素敵なお相手を逃してしまう、なんてことになりかねません。

男性のほうも、「自分は年収○○万円だから結婚は無理」と決めつけず、生活力や安定性、経済観念といった点を、積極的にアピールしましょう。きちんとした職業に就いているのなら、年収のことは気にならないという女性もいるんですよ!

まずは、結婚生活を維持するにはどんな費用が必要かをリストアップして、最低限いくらぐらいお金が必要かを計算してみましょう。そうすると、これだけあれば大丈夫という「現実的な年収」がわかってくると思います。

「いまから結婚後の生活費のことを考えるなんて、夢がない」「なんだか計算高いみたいで、気が引ける……」と思う方もいるかもしれません。ですが、結婚がゴールではないですよね?結婚後の生活や人生設計も含めて、婚活していく必要があるのです。

年収を、単なる「結婚相手の条件」としてではなく、結婚生活を経済面でも不安なく、そして円満に続けていくための基準と考えてみましょう!